生後2,3ヶ月頃になると、昼夜の区別ができるようになり、赤ちゃんが機嫌よく起きている時間が増えてきますよね。
「何してあげようかな」「どんな遊びができるかな」ママも少し余裕が出てくるのではないでしょうか。
今回は、読み聞かせのメリットや、赤ちゃんの見え方(視力)、0歳にオススメの絵本を紹介します!
赤ちゃんに読み聞かせって必要?
絵本の読み聞かせは、赤ちゃんにとって成長を促す効果の他に、ママやパパにもいいことがいっぱい!
でも、反応薄かったり、ぼーっとしているだけに感じたりするのが、0歳児への読み聞かせあるある。
「この子は絵本が好きじゃないのかな?」「まだ早かったかな?」
それに「読み続けること」って忙しい育児の中で、なかなか大変。他にもやらなきゃいけないことがたくさんありますもんね。
読み聞かせをするメリットを伝えるね!
赤ちゃんに読み聞かせをする5つのメリット
赤ちゃんとのコミュニケーションがスムーズになる
「何して遊んだらいいのかわからない……」と言うママが意外と多くて、よく相談を受けます。
そんな時に、絵本がオススメ!!
特に低月齢の赤ちゃんは、ママやパパの声が大好きで安心できます。
ただ声に出して読んであげるだけでも、赤ちゃんは喜んでいるよ!
そう思うと、ママも少し気持ちが楽になるでしょ?♪
心の安定がはかれる
赤ちゃんは、お腹の中にいる時からママやパパの声を聞いています。
だから、ママやパパの声を聞いているだけで落ち着くことができます。
そこに合わせて、歌ったり、スキンシップをしながら絵本を読むと大喜びだよ!
感覚的な成長を促す
絵本の中で変化する色や形を目で追ったり、言葉のリズムを聞き取って楽しさを知ったり、手で触ってたりすることで、脳への刺激になります。
女優になって、少しオーバー気味がするのが赤ちゃんはお好み♪
赤ちゃんの成長を感じられる
日々めまぐるしい成長を見せてくれる赤ちゃん。
絵本を読んでも薄かった反応が、次第に笑うようになり、そして一緒に言葉を発するようになり、真似っ子したり、自分でページをめくったり……絵本という一つの遊びで、とても成長を感じられます。
赤ちゃんが興味のあるジャンルも、なんとなくわかるようになるから、ママやパパも「◯◯もしてあげよう」「◯◯に連れて行ってあげよう」など、前向きに育児を楽しめるようになりますよ。
本がある生活がスムーズになる
思い出してみてください。
小学校、中学校、高校、大学はもちろん、社会に出ても私達のそばにあるのが本。
テレビ、YouTube、ゲームが当たり前になっていて、なかなか本を手に取ることって少ないけど、就学した時に「本を読みなさい!」って急に言っても……想像できてしまいます。
苦手意識なく、絵本や本、図鑑など色んなものに触れられるのは、生きていく強みになりますよ。
想像力がついたり、色んな種類の気持ちもしれて、人間関係もスムーズになるよね。
でも、赤ちゃんってちゃんと絵本見てるかな?ぼーっとして反応ないと不安。
そう、実は赤ちゃんは生後すぐはほとんど見えてないの。
見え方について知っていると、絵本を選ぶヒントにもなるよ!
赤ちゃんの見え方について
赤ちゃんは生後すぐは、眼の前がぼんやり見えるほか、周囲の明るさや、「眼の前のものが動いていること」が認識できる程度です。
その後、見え方や視力はどうなっていくのでしょう。
赤ちゃんの目の発達
- 新生児期:0.01〜0.02程度。ぼんやりと明るい方向を認識できる
- 生後1〜2ヶ月:0.05程度。白と黒がハッキリ見える。追視が始まる。
- 生後3〜4ヶ月:0.04~0.08程度。追視がスムーズになる。赤や黄色などカラフルなものが好き
- 生後5〜6ヶ月:0.1程度。奥行きを認識し始める。青色や緑色など、さまざまな色を認識できる。
- 生後7〜8ヶ月:見える色の種類が増えて、人や物もはっきり見えるようになる。
- 生後9〜1歳頃:0.2程度。ピントが合い始めて上下左右の距離感も掴めるようになりつつある。
新生児期は、視覚よりも嗅覚や聴覚でパパやママも存在を感じているよ
0歳児にオススメの絵本
保育士りぶのオススメ絵本
赤ちゃん向けの絵本は、赤ちゃんが好きな絵や、線、色で描かれていることが特徴。
研究もしっかりされていて、「口と目に興味を持ちやすい」であったり、「正面で顔が向かい合うものが良い」など工夫されています。
実際に、担任したクラスの子ども達や、我が子が好きだった絵本を紹介するね!
『あかあかくろくろ』『しましまぐるぐる』
この2冊は、息子たちが新生児の時から見せていた絵本。
さすがに、生後2ヶ月くらいまでは、ほっとんど反応がありませんでした。
でも、白と黒がはっきりわかるようになる生後2ヶ月を過ぎると目で追うようになりました。
対象年齢が0歳、1歳、2歳なんだけど、今2歳になった二男もまだたまに「読んで」って持ってきます。
くりかえしのある言葉のリズムって真似しやすいから楽しいよね!
『いないいないばぁ』『めんめんばあ』
親子で楽しめる「いないいないばぁ」が取り入れられている絵本。
これは生後5〜6ヶ月以降から大好きになりました。
と、言うのも、生後3ヶ月頃から人の顔を認識し始め、生後4ヶ月頃で自分の存在と自分以外の存在を日常の生活の中で認知し、短期記憶も発達し始めます。
そして生後5〜6ヶ月頃になると、顔を手で隠しても、その手の向こうにママがいることを記憶し、いないいないばあを喜ぶようになってきます。
だから、生後5〜6ヶ月頃になると、「いないいないばぁ」の絵本も楽しめるようになるよ!
うちの二男は、好きすぎてお出かけアイテムに入れてたくらい。持ち運びしやすいように、子どもが扱いやすいボードブックタイプも購入しました。
だるまさんシリーズ
もうこれは、赤ちゃん絵本の定番。(読みこみすぎて中汚くて写真撮れなかった。笑)
いつの時期に読んであげてももちろん良いんだけど、真似っ子ができるようになる生後7〜8ヶ月頃以降にオススメです。
我が子ももちろんだけど、0歳児クラスをもったときに、まんまるフォルムの子どもたちが保育士の動きを真似して、ゆらゆら揺れてる姿がめっちゃ可愛かった〜。
『だるまさんと』はふれあい遊びにもなるよ!
『はくしゅぱちぱち』『あっぷっぷ』
この2冊も、赤ちゃんたちが大好きな真似っ子遊びを取り入れた絵本。
特にオススメなのが生後9ヶ月以降だよ。この頃にはバイバイやパチパチといった仕草をし始めます。
大人の真似をすることに興味が高まる時期なので、ぜひ一緒に身体を動かして親子で楽しんで欲しいです。
そして、この絵本には小さい子向けの絵本ならではの優しいタッチの動物たちが出てきます。
この時期には動物にも興味が出てくるから、あわせて楽しめるよ!
『もこ もこもこ』
この絵本、私自身が初めて読んだ時に「なんでこんなに有名になんやろ……」っていう印象でした。
でもまぁ、きっと理由があるはず!何回も読んでみよう。
なかば、半信半疑で生後3ヶ月頃から、時々読んだり、絵本の表紙が目に入るようにしていました。
すると、しばらくはあまり反応が無かったんやけど、生後11ヶ月くらいからかな?
「あーあー」「ばばば」言ってた喃語にレパートリーが増えてきた時に、「もんも、もんも」と絵本の方を見て言っていました。
もう絶対『もこ もこもこ』のことだと思い、絵本を読んであげたら大喜び!
この絵本も、繰り返しのリズムがあったり、子ども達が好きな音が使われていているから、1歳頃になったら、一緒に声を出しながら楽しめます。
0歳児クラスの子ども達にも大人気の絵本だったよ!
一緒に声に出したり、真似っ子して身振りしたり…とっても楽しめるよ!
どうやって絵本を選んだらいいの?
私が紹介した絵本は、王道だし、もう持ってるよ!っていうママも多いと思います。
そんな時に私が参考にしているサイトがあります。
絵本なび
- 年齢別オススメ絵本
- ジャンル、テーマ別
- ランキング
- 今月の新刊
- 口コミレビュー etc
色んな検索の仕方ができるから、迷った時はここを覗いてみるのがオススメです。
動物、のりもの、食べ物など、子ども達の興味によって選べるのもいいよね。
楽天市場にもお店があるよ↓
発行年や、第◯刷を確認する
絵本の裏表紙をめくると、だいたいその絵本の著者や発行年月日について載っています。
- 初版の発行年月日
- 重版の回数(第◯刷)
この2つをぜひ確認して欲しいです。
初版が古ければ、昔から人気があってまだ取り扱いがある王道絵本。
発行年月日が若くても、何度も重版されていれば大ヒットしている人気の絵本だよ。
絵本のすすめ
- 赤ちゃんへの読み聞かせのメリット
- 0歳児にオススメの絵本の紹介
今回は2つお伝えしました。
「何してあそぼうかな」って悩んだ時には、ぜひ絵本を候補に入れてみてください!
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