こんにちは保育士りぶです。
3歳6歳のわんぱく兄弟ママもしています。
今日紹介する絵本はコレ!
大人気・大ベストセラー「だるまさんが」は、なぜ赤ちゃんに人気なのか……
保育士の目線で魅力を紹介していきたいと思います。
「だるまさんが」のあらすじ
絵本の内容はとてもシンプルです。
主人公「だるまさん」が身体を揺らしながらどてっと転んだり、ぷしゅ~と縮んだり、びろ〜んと伸びたり……
見ているだけでも楽しい気持ちになります。
赤ちゃんの大好きな繰り返しのあるリズムの良い絵本でもあります。
ではなぜこんなに人気なのでしょうか?
それは、赤ちゃんの発達と関係するよ!
なぜ人気?「だるまさんが」その理由は発達とタイミング
子育てをしていて感じるのが、新生児ってとっても大変だったな……ということです。
「命」を育てている感覚、責任感、夜泣きの対応、頻回授乳……ママの精神が静かに崩れていく時期でもありますよね。
私は正直、そんな時期には読み聞かせなんてできなかったよ。
新生児から読み聞かせすることも大切ですが、新しい生活に慣れるのがやっとで、そんな気持ちにはなりませんでした。
生後2ヶ月もまた、私は里帰りから自宅に戻ったタイミングだったので必死のパッチでした。
赤ちゃんの生活リズム
そしてやっと生後3ヶ月になった頃、少しずつまとまって睡眠をとってくれるようになり余裕が出始めました。
まとまって睡眠をとってくれるので、日中機嫌の良い時間が増えてきました。
ここで、やっと絵本の読み聞かせをする気持ちになったよ!
まだまだ赤ちゃん自身が動いて何かをする、という訳ではないのでこの時期のあそびは、絵本やうた、ふれあいあそびがメインになります。
赤ちゃんの見え方
赤ちゃんは生まれた頃は0.01〜0.02程度の視力でほとんど見えていません。
それが、発達し生後3〜4ヶ月になると0.04〜0.08程度までになり、追視がスムーズになるとともに、赤や黄色などカラフルなものが見えやすくなってきます。
追視して「見てる」という感覚になって、ママも読み応えがあるんだよね!
ベストセラーの本当の理由は……?
- 赤ちゃんとの生活に余裕の出るタイミング
- 赤ちゃんの生活リズムの整い始めるタイミング
- 赤ちゃんの見え方の発達のタイミング
この全てが一致した頃にぴったりなのが「だるまさん」。
ベストセラーになりますよね。
0歳児クラスを見ていて、「だるまさん」を読む子どもたちの姿にずきゅんっとなるのですが、その時期が生後7ヶ月〜1歳頃の子どもたちの姿だなぁと感じます。
まねっこが楽しくなる時期なんだよ!
「だ・る・ま・さ・ん・が」でだるまさんのようなフォルムで身体を揺らして「どてっ」っと転がったり(転がってるつもりになったり)、「びろーん」と両手を伸ばしたり……
1歳頃になると、ペラペラと一人ページをめくって黙々とまねっこを楽しむ姿もあって
めっちゃかわいい
ベストセラーになる本当の理由は、赤ちゃんが大好きになる要素がたっぷり詰まった絵本であることはもちろん、お子さんのかわいい姿が見られるからといっても過言ではないかもしれません。
実際に、保育園での姿を見て、自宅用にも買ったというママもいてたよ!
「だるまさん」シリーズに待望のボードブック版が登場
わが家の息子たちもどハマりした「だるまさん」シリーズ。
ページも自分でめくりたがって破れたし、カミカミしてしまったりとボロボロになりました。
ですが、現役0歳児ママに朗報です。
「だるまさんが」の発売から約16年!
2024年1月1日に待望のボードブック版が登場しました!パチパチ!!
しかも、シリーズ3冊とも登場したよ!
今まで、3冊セットでプレゼントする機会が多かったですが、ボードブック版をプレゼントするのもいいですよね!
まとめ
「だるまさんが」を始め、「だるまさんの」「だるまさんと」は赤ちゃんに大ヒット間違いなし!
ママやパパも、わが子のかわいい姿を見られること間違いなし!
実は、怖がる子もいるそうなので
保育士10数年で、泣いてる子は見たことないけど……
まずは、本屋さんで試し読みしてみるのもありかもです。
ぜひ、「だるまさん」の魅力に触れてみてくださいね。
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