絵本で地頭は育つ?地頭のいい人の特徴は?読み聞かせのコツは?

育児

こんにちは、保育士りぶです。

結論からお伝えすると、絵本で地頭は育てられます!!

みなさんは「地頭が良い人」と出会ったことはありますか?

私は、600組以上の親子と関わってきました。

その中で、「このママは仕事できるだろうな」「この子はすごく周りを見ているな」と感じることがありまりた。

「頭がいい」んじゃなくて?「地頭がいい」との違いは何?

この記事は「地頭」について書いています。

わが子の地頭を良くしたいと考えているママ、パパはぜひ読んでいただきたいです。

地頭は周りの環境でぐんぐん伸ばすことができるよ!

「頭がいい」との違いは?「地頭がいい」ってどういうこと?

「頭がいい」とは勉強ができること。いわゆる点数や学歴などが評価の基準となります。

一方、「地頭がいい」とは、教育で得られる知識の多さや、スキルの高さではなく、本来の頭の良さを指す言葉のことです。

「なぜ」「どうして」を考えられ、様々な視点で問題を解決する能力を持っています

明確な定義はありませんが「頭の回転が早い」「対応力がある」という言葉も、地頭がいい人に当てはまります。

地頭の良い人の特徴

具体的に、地頭がいいってどういう人のこと?

地頭の良い人の5つの特徴

  • 観察力がある
  • 知的好奇心が旺盛
  • 判断力がある
  • コミュニケーション能力が高い
  • 努力ができる

観察力がある

些細な変化に気づき、状況を観察したり、物事を客観的に見たりできます。

多くのことを観察して思考を深めていると、ものごとを俯瞰的に見る力もつきます。

「なんでお月さま昨日より小さくなったの?」など

未就学児でも抽象的な質問が出ることが多いよ!

知的好奇心が旺盛

些細なことにも疑問を持つ子が多いです。日常生活のちょっとしたことにも「なぜ?」「どうして?」と感じます。

「信号は緑なのに、なんで青って言うの?」など

興味津々だよ!

判断力がある

想定外の場面でも、複数の要素を総合的に考えて柔軟に判断することができます。

自分軸で物事を考えられるので変化に合わせて自分はどう動けば良いのか判断できます。

コミュニケーション能力が高い

自分の考えを伝えることに長けているため、円滑にコミュニケーションをとれます。

また、持ち前の観察力も合わせて、相手の考えや求めていることも理解でき、相手に合わせて行動をとることもできます。

努力ができる

コツコツ学び続ける努力ができます。

地頭が良い子は、観察力があったり、好奇心が旺盛なので、知識につながりやすいです。

そして、そこで得た知識を活用して、物事を判断したり、状況に合わせた行動をとれるようになります。

一つのことを続けられ、途中であきらめないことは、地頭の良い人の持つ”考える力”の基礎となります。

努力をするって、本当に難しいよね。

でも、生きていくうえで大切にしたいことだよね!

なんか、自分の子とはほど遠いような気がする……

大丈夫!実は、絵本が地頭を育むにはぴったりなんだよ!

環境を作ってあげれば、地頭ははぐぐめる!!

絵本で地頭は育つ?

著: ランディー由紀子
出版社: WAVE出版

著者であるランディー由紀子さんは、我が子を全米トップ0.1%の学力に育てた子育ての実践を通して「超・読み聞かせ」のメソッド完成させました。

継続した「読み聞かせ」が、学力の土台と「自分で考える力」を養い、7つの力(読解力、思考力、判断力、集中力、表現力、共感力、優しさ)が身につくと言っています。

読み聞かせってやっぱり大切なんだ……どうやってしたらいいのかな。

地頭を育てるための絵本の読み聞かせのコツ

具体的にどう読み聞かせたら良いかを紹介するね

乳児期の読み聞かせのコツ

0歳から1歳まで

0歳から1歳の期間は、絵本に親しむ時期です。

文章は、短く単純なものからスタートしましょう。

“ゆっくり””はっきり”読んであげてね!

1歳から2歳まで

1歳から2歳までの期間は、絵本を好きになる時期です。

繰り返しのあるストーリーや、繰り返し同じ言葉が出てくるリズムの良い文章など、楽しい気持ちになれる絵本を好む時期です。

リズムよく読み進められる絵本を選ぶようにしましょう。

“楽しくはっきり”読んであげてね!

2歳から3歳まで

2歳から3歳までの期間は、絵本を使って学びを深める時期です

何度言っても伝わらない、口頭だけではイメージしにくい生活の中での善悪や、言葉の意味などを絵本を活用して伝えていきましょう。

イヤイヤ期真っ只中!無理強いしないで、好きな絵本を繰り返し読んでも大丈夫だよ!

幼児期以降の読み聞かせのコツ

集中できる環境を作る

絵本を読んでいる時には、脳がよく働いているので、地頭を育てる絶好の機会です。

しっかりと集中できるように、おもちゃを片付けたり、テレビを消したり集中が途切れないように環境を整えましょう。

時間を決めて習慣づける

幼児は”いつもの流れ”など「決まり」「習慣」を好みます。

食後や、寝る前など各家庭に合った「読み聞かせの時間」を見つけましょう。

途中で質問や、絵の説明をしない

途中で話をはさむと、集中力が途切れて、どんどん意識がそれて行くことが多いです。

子どもが「なんで?」「どうして?」ってすごく良い質問をした時はどうするの?

読み終わってから答えてあげて!

そのために、最初に「不思議に思ったことは最後に教えてね」って伝えてるよ!

絵本で地頭は育てられる

絵本で地頭は育てられます。

  • かくれんぼ絵本で実際に探したり、登場人物の表情の変化に気づくことで観察力が育ちます
  • 興味のある分野はもちろん、絵本を読むことで新しい世界に出会い知的好奇心が育ちます
  • 登場人物の言葉と、表情に相違があるなど、「本当はどうなんだ?」と考え判断力が育ちます
  • 豊富な語彙力が備わり伝える力が育ちます。また、相手がどう思っているのかを想像する力も育まれコミュニケーション能力が育ちます
  • 観察力や知的好奇心、判断力などを備えているので基本的な知識を身に着けやすいです。コツコツ努力することが成果に繋がることを実践して経験しているので、努力することができます。

忙しい日々を送る中で、絵本の読み聞かせの時間をとれないと感じている方もいるでしょう。

ですが、これからの時代、自分で考える力、判断する力は必須です。

子ども達には、たくましく生きるスキルを絵本を通して身につけて欲しいですね。

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