こんにちは、保育士ママのりぶです。
今日紹介する絵本はコレ!
作:エリック・カール 訳:もり ひさし 出版社:偕成社
これは、もう・・・ね♪
何回読んだことか・・・!
「はらぺこあおむし」実は出版社が発表している対象年齢は3歳〜なんです。
でも、ウチの子は1歳くらいからどハマりしてたよ?
そうなんです。実際に保育の現場でも「はらぺこあおむし」は0,1,2歳さんに大人気!
今日は、そんな小さな子どもたちも大好きな「はらぺこあおむし」のあらすじは感想、保育士から見た魅力やおすすめポイントを紹介したいと思います。
「はらぺこあおむし」のあらすじと感想と3つの魅力
「はらぺこあおむし」のあらすじ
葉っぱの上の小さなたまごを満月が見守っています。翌朝の日曜日、たまごから小さなあおむしが生まれ、毎日おいしい果物やたくさんのスイーツなどを食べて成長します。しかし、あまりに色々なものを食べすぎて、あおむしはお腹を壊してしまいます。そしてまた来た日曜日、あおむしは葉っぱを食べてお腹の具合もよくなり、大きく大きく成長し、さなぎになって何日も眠りました。そして、見事なちょうちょになるのです。
「はぺこあおむし」の感想
この絵本はしかけ絵本になっていて、あおむしの食べ物には小さな穴が空いています。
そこをむしゃむしゃ指で食べたりするのも、子どもたちは楽しんでいました。
お話としては、とてもシンプルでくりかえしのある内容なので、小さな子にもわかりやすく、期待をもって集中して見ることができます。
外国の絵本なので、「ピクルス」「サラミ」「さくらんぼパイ」などはあまり馴染みないですが、ほとんどが知っている食べ物なので、子どもたちもイメージがしやすい様子でした。
「はらぺこあおむし」の3つの魅力
シンプルながらも奥深いストーリー
お話の内容はとてもシンプルですよね。
あおむしが生まれて、食べて、さなぎになって、ちょうちょになる。とても簡単です。
ですが、これって1冊でキレイに表現している絵本は数少ないのではないでしょうか。
希望に溢れたストーリーは子どもたちだけでなく、大人も幸せな気持ちにさせてくれます。
鮮やかな色彩とユニークな絵
エリック・カールの独特のイラストが印象的です。
水彩?クレヨンを絵の具が弾いたような何ともいえないイラストが目にも心にも鮮やかに残ります。
仕掛けのある絵本であること
あおむしが食べた部分を穴にして表現することで、子どもたちは、指で穴をなぞったり、ページをめくりながら、あおむしが何を食べたのかを視覚的に捉えることができます。
保育士的おすすめポイント
エリック・カールは“シュタイナー教育”の影響を受けているんだって!
シュタイナー教育では、五感を刺激し、子どもたちの自発的な学びを促すことが重要視されています。
五感を刺激
穴の形や大きさ、様々な要素が子どもたちの触覚や視覚を刺激しています。
静的な絵本のページに動きを与えられるので、子どもたちの興味関心も高まり、集中して絵本と向き合う時間が長くなる傾向にあります。
数概念の理解
月曜日、いちごを1つ。火曜日、なしを2つ。など、日ごとに異なる数の食べ物を食べるあおむし。
その数と、穴の数が一致しているので、自然と数字に触れ、理解を促してくれます。
英語版、ボードブック版、布絵本など種類がたくさんある
エリック・カールはアメリカの方なので、もちろん英語版が原版です。
小さなときから英語に触れるという視点でいくと、とても取り入れやすい絵本です。
また、これも有名ですが読み聞かせ歌(CD)があるので、小さな子どもたちも「あおむし!あおむし!」とリクエストするほど楽しんでいます。
おでかけにピッタリなのはコチラ
グッズもいっぱいあるからプレゼントに選ぶのも楽しいよね
まとめ
絵本「はらぺこあおむし」はシュタイナー教育に少し触れられる!
ベストセラーには、理由がしっかりありました!
ぜひ、この機会にお子さんに読んでみてあげてくださいね。
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