イヤイヤ期っていつまで?知っていれば楽になる対処法3つのポイント

育児

こんにちは!保育士りぶです!

1歳児クラス2歳児クラスを担当していると分かるのですが

見事にほとんどの子ども達が通るイヤイヤ期。

口を開けば「イヤ!」と言う我が子に、ストレスも溜まってしまいますよね。

今日はイヤイヤ期の原因や対処法をまとめたよ!

一緒に乗り切ろう!!

今イヤイヤに悩んでいる方も、これからくるであろうイヤイヤ期に不安な方も読んでみてください。

イヤイヤ期とは

子どもに自我が芽生え、いろいろな事が少しずつ自分でできるようになると同時に、自己主張が強まる時期に始まります。

個人差はあるけど1歳半〜2歳頃に始まるよ!

イヤイヤ期の原因は?

この頃になると、子ども達は成長し「自我や自立心」が芽生えてきます。

何でも「自分でやりたい」と思うようになり、手伝おうとすると「イヤ!」といって拒否したり、逃げ回ったり、自分のしたいことを突き通そうとします。

この時期は、言葉で気持ちを伝えることは難しいから、子ども達は「イヤ!」という言葉で表現しているよ!

イヤイヤ期の特徴は?

イヤイヤ期の子どもは、日常のあらゆる場面で「イヤ」や「ダメ」「嫌い」などの拒否をしたり、なんでも自分でやりたがったり、希望通りにならないと大声で泣きわめくことがあります。

買い物中に、床に寝っ転がったりもするの。

そう!それもその子なりの表現方法なんだよね。

こんな経験ありませんか?

  • お風呂に入るのを嫌がる
  • ベビーカーに乗るのを嫌がる
  • ご飯を食べるのを嫌がる
  • 時間になっても家に帰ろうとしない
  • 急なパパイヤイヤ、ママイヤイヤ
  • よかれと思って手伝ったら泣き叫ぶ など

毎日毎日我が子から「イヤ」と言われ続けると、とってもしんどいですよね。

夕食の魚が少し大きかったから、小さくしたら「イヤ〜」とめっちゃ泣かれました。そして、その魚は食べなかったです……

いつまで続くの〜

イヤイヤ期はいつまで?

イヤイヤ期は3歳ころまで続くと言われています。

2歳頃は、イヤイヤ期のピークを迎えることが多いことから「魔の2歳児」とも呼ばれています。

3歳まで……!?先が思いやられる……

私がイヤイヤ期の子ども達にしてきた対処法があるの!

イヤイヤ期の対処法3つのポイント

保育士として乳児クラスをもつことが多かったのですが、本当に見事にみんな個人差はあれどイヤイヤ期を謳歌していました。

そして、我が子もイヤイヤ期をもちろん通過したのですが、あまり悩まずに済みました

その方法をご紹介します。

イヤイヤの対処法

  1. 子どもの気持ちを受け止め、共感する
  2. 子どもの気持ちを代弁する
  3. 次の行動に期待を持たせる

私たちも、悲しい時、腹が立っている時に、相手に受け止めて共感してもらえると少し落ち着きませんか?

まず子どもの気持ちが落ち着くことが大切たよ!

でも具体的にどうしたらいいの?

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我が家の事例で伝えるね!

子どもの気持ちを受け止め、共感する

この日は近所をぶらぶらとお散歩していました。

そろそろ帰る頃になり誘うも、フェンスにへばりつく息子。

息子が「イヤ」を炸裂していますね。

パパはただ「そうかぁ(受け止め)イヤなんやね(共感)」と言っています。

つまり、子どもが言った言葉を繰り返すだけ!

子ども達にも、気持ちを切り替える時間が必要なんです。

子どもの気持ちを代弁する

次に、2枚目の写真を見てみましょう。

息子のイヤに隠れた思いが透けて見えますね。

パパは「もうちょっと見たいの?(気持ちの代弁)なんか見えた?」

すると、息子は「自分の気持をわかってくれた!嬉しい!」となります。

気持ちの代弁って、想像力が必要。

本当に合ってなくても「わかろうとしている」ということが子どもに伝わることが大切!

そして、そのことがきっかけに、分かってくれた相手に、どうにかして思いを伝えたくなり

3枚目のように「見えたよ〜」と喜んでパパのもとへやってきました。

パパも「見えたかぁ(受け止め)よかったなぁ(共感)」ときちんと受け止めています。

この繰り返しで、息子は気持ちが切り替えられました。

次の行動に期待をもたせる

そして、最後にパパは「帰ってパズル一緒にしようか!」「どっちがはやく帰れるかな〜」と誘って追いかけっこしながら、楽しそうに一緒に帰ることができました。

楽しい雰囲気を作るのがポイント!

一筋縄でいかないこともある

上の事例は、見事に成功した事例です。

子ども達ってすごく色々わかっていて、ママやパパがイライラしているのを感じてしまうとヒートアップすることもあります。

また、パニックや癇癪を起こしている時には、何を言っても仕方がない場合もあります。

そういう時は、大人にも子どもにも”間”が必要だよ!

安全を確保したうえで、お互いに落ち着くまで見守ろう!

気をつけるべきポイント

何でも受け止めるのはNG

  • ルールや約束事を破るようなこと
  • 本人や周りの人に迷惑や危険を及ぼすようなこと

これらをしているときには、きちんと注意する必要があります。

子どもの気持ちを受け止め共感し、落ち着かせつつ、ダメなことはきちんと伝えましょう。

ダメな理由も伝えてあげて!

子ども達にしてはいけないことを理解させてあげようね!

無駄なイヤイヤをさせない環境作り

やりたいことが増えてくるこの時期に「ダメ」と言わなくてすむ環境を整えてあげることも重要だよ!

◎ご飯を食べたがらない時、お部屋の環境はどうなっていますか?

テレビがついていたり、おもちゃが見えていると子どもは「遊びたい」気持ちになってしまいます。特に、食への興味の薄い子は、ご飯どころではなくなりますよね。

◎触ってほしくないものを子どもが触っていることはありませんか?

触ってほしくないものは、大人がきちんと管理して手の届かないところへ置くようにしましょう。

あらかじめ環境を配慮して、子どもがやりたいことを思う存分やらせてあげたいね!

時間と心に余裕をもってイヤイヤ期を乗り越えよう

イヤイヤ期に1番大切なのは余裕をもつことです。

私自身「この時間までに◯◯させないと」「これをしないと◯◯できない」みたいに、目に見えない何かに迫られながら育児をしていたように思います。

思い通りに進まないと、イライラして子どもの気持ちを受け止める余裕なかったな〜

どんな時に、息子のイヤイヤが酷いかな?って考えたら、やっぱり私自身に余裕がない時なんですよね。

「ちょっとくらい寝るのが遅くなってもいい」「今日はシャワーでいいや」など、自分の気持ちに幅をもたせる大切さにも気づきました

そして、パパママの育児の視点が同じ方を向いていることも、育児ストレスの軽減になります。

ぜひ、対処法を家族で共有して、みんなで乗り切ろうね!!

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