みなさんこの絵本は知っていますか?
作・絵: 景勝寺 朋子
出版社: 岩崎書店
お昼ごはんのしらすどんを早々と食べ終わり、遊びの続きに向かおうとするりょうくん。「まだ あるよ」と呼び止められ振り返ります。声の主は『どんぶり』。その『どんぶり』の中には食べ残したしらすが。「自分がしらすだったらって、かんがえたことある?」
すると、みるみるりょうくんは身体が小さくなり『どんぶり』の中へ……
読んでみた感想
なんとなく「しらすどんが大好きな子の話かなぁ」とのんびり想像をしていましたが、全く違いました。
- 食事のマナー(最後まできちんと食べる)
- 環境問題
- 生命の大切さ
ちょっと怖かったんだけど……
主人公のりょうくん自身が小さくなって、生ゴミとして捨てられたりするので、少し恐怖を感じるかも知れません。
うちの長男6歳は怖がること無く、食べ物の大切さが分かったようです。
食べ残しとなったりょうくんは、生ゴミとなり、途中でゴミ処理場で燃やされてしまいます。
すごい絵本だよね。
そのシーンが印象的だったようで、ゴミは燃やすということが6歳なりにわかって興味を持ち、ごみの分別にまで興味が広がりました。
どんな子におすすめ?
5歳児クラス(5,6歳)から低学年のお子さんにおすすめです。
今の食育は、苦手なものは無理してまで食べささない方向になっています。ですが、『残した後どうなるか』はきちんと伝えたいところです。
また、『生命に感謝する』心も育って欲しいので、ぜひ読んであげたいですね。
5歳児頃になると、想像力もしっかりとついてきますし、興味を持てる子どもが多くなってくるのでおすすめです。
『しらすどん』はコチラ
食べ残しが多い子には、ぜひ読んであげてね!
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