絵本『てぶくろ』は、海外(ウクライナ)の民話です。
日本でも見たことがある!読んだことがある!人が多いベストセラー絵本です。
作: ウクライナ民話 絵: エウゲーニー・M・ラチョフ
訳: 内田 莉莎子 出版社: 福音館書店
今日は『てぶくろ』を紹介したいと思います。
絵本『てぶくろ』について
登場人物は?あらすじは?
主な登場人物
- くしんぼねずみ
- ぴょんぴょんがえる
- はやあしうさぎ
- おしゃれぎつね
- はいいろおおかみ
- きばもちいのしし
- のっそりぐま
この登場人物たちが、おじいさんが落とした『てぶくろ』の中に入っていくお話です。
あらすじは?
おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。その手袋に最初に住もうとしたのはくしんぼねずみ。そしてそこへ、次々に動物が「いれてよ」と住もうとしてきます。もうぎゅうぎゅうづめの満員なのですが、最後にやってきたのはのっそりぐま。ほんのはじっこに入れてもらうことになり……
読んでみた感想
登場人物が、ただの「ねずみ」ではなく「くいしんぼねずみ」や「ぴょんぴょんがえる」などその形容してあるところが、3歳〜5歳の子ども達にはイメージがしやすくて、より一層物語に入り込めるポイントだなと思いました。
この動物たちが共存するのに、少し心配もありましたが、寒い寒い冬の森、身を寄せ合って暖を取り合っていたのかなと思うと、優しい気持ちになりました。
最後は意外とあっさりとしていて、3歳児頃の物語絵本スタートしたてのお子さんでも読み切れる内容とボリュームです。
12月〜雪の降る季節にぜひ読んで欲しい1冊です。
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